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lepto's blog

家を建てる前に考えたこと

      2015/07/14

私は数年前に家を建てて住んでいますが、建てる前にはお金の計算もしました。家を建てない場合、借りて住むことになるので家賃が必要です。家賃、共益費、駐車場代が合わせて7万4千円でしたので1年で88万8千円、30年借りると2,264万円になります。子どもが生まれてもう少し広いところに引っ越して家賃が上がったりすると、この額は増えることになります。私の住む地方では郊外ならば小さい家で良ければ買うことができます。

ここで考えました。30年賃貸で過ごすと何も残らず、そのあともずっと家賃を払い続けなければなりません。年金も当てになるかどうかわからないので、退職後の生活が不安です。家を建てておけば家賃は要りませんので住む場所の心配は無くなります。

本当にそのようにうまくいくでしょうか?

先ほどの計算では住宅ローンの利子のことを考えていません。現金で買うのでない限り、住宅ローンのお世話になるので、元本の返済と共に利子も払うことになります。また、住宅を取得すると固定資産税が毎年かかるようになります。住宅ローンの利子と固定資産税分はどうしても余分に払うことになります。

また、家も汚れたり傷んだりするので、リフォームしたり、費用はかかるので、住宅ローンを払い終わったからと言って、その後お金がかからないということはありません。ただしやり方次第では、家賃を払い続けるよりは安くすることもできるでしょう。

他には家を買って住む以上、気軽にほかのところへ引っ越すというわけにはいかなくなります。周辺の環境が悪くなったり、ご近所さんとのトラブルがあったとしても、引っ越して解決、ということができません。

なので、家を買うのには慎重だったのですが、今の家(まだ建つ前なので土地でしたが)に出会って大変気に入り、40年でも50年でも住むつもりなら、建てた方が良いと考え新築し、今に至っています。

建ててから変わったことと言えば、無駄遣いをあまりしなくなりました。建てる前はお金に余裕があったので、夜外食に出かけたり結構気にせずお金を使っていました。今は、健康食品など健康に関するものと趣味には少し使っていますがほかはだいぶ節約志向です。これからも極力無駄を省き、シンプルな生活を送っていきたいです。

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