Windows10で電源オフ時に休止を選べるようにする方法
2019/11/26
現在、私はWindows8.1のノートパソコンと、Windows10の組み立てPCを使っています。
組み立てPCの方は使用後、毎回完全にシャットダウンしていますが、ノートの方は次に使うときにすぐに使いたいので、シャットダウンしていません。
最初の方は「スリープ」にしていたのですが、「スリープ」では電気を使用してしまうこともあり、今では「休止状態」にしています。
組み立てPCの方は毎回シャットダウンしているので問題は無いのですが、メニューに「休止状態」の項目がありませんでした。
今回、メインで使用しているノートパソコンをWindows10にアップグレードしようかと検討しているのですが、「休止状態」がメニューに無いと何かと不便かもしれないと思い、Windows10で「休止状態」を使えるように出来ないか調べてみました。
グーグルで検索して上位に出てきたページに詳しく写真入りで解説されていたのですが、ノートパソコンをWindows10にアップグレードした時に、グーグルで上位に表示されなかったり、ブックマークしていてもページが削除されたりしてしまうと分らなくなるので、自分のブログにもアップしておくことにします。
Window10の電源メニューに「休止状態」が表示されていない場合、次のことを試してみます。
[Windowsの設定]-[システム]画面を開き、左ペインで「電源とスリープ」を選択する。右ペインの「関連設定」にある[電源の追加設定]リンクをクリックすると、[コントロールパネル]の[電源オプション]が開く。
[コントロールパネル]を直接開いて、[電源オプション]をクリックしてもよいそうです。
[電源オプション]アプレットの左ペインの[電源ボタンの動作を選択する]をクリックする。[電源ボタンの定義とパスワード保護の有効化]画面が開くので、ここの「シャットダウン設定」にある「休止状態」にチェックを入れて有効化すればよい(ここに「休止状態」が表示されない場合は何らかの理由により、「休止状態」がサポートされていない)。ただ、ここを有効化するには、画面上部の「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックして、「シャットダウン設定」の設定が行えるようにする必要がある。
「休止状態」にチェックを入れて有効化し、[変更の保存]をクリックすると、休止状態が有効になり、[電源メニュー]にも「休止状態」が表示されるようになる。
[電源ボタンの定義とパスワード保護の有効化]画面の「シャットダウン設定」に「休止状態」が表示されていなかったり、ここにチェックを入れても[電源メニュー]に「休止状態」が表示されなかったりする場合、powercfgコマンドで休止状態を有効化することで利用できるようになる可能性がある。
管理者権限でコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行すればよい。
管理者権限でコマンドプロンプトを開くには、
「スタートボタン」をクリック、「Windowsシステムツール」を開く、「コマンドプロンプト」を右クリック、[その他]-[管理者として実行]を選択、で開けるとのことです。
その後、
powercfg /h /type full
と
powercfg /h on
を実行すると「休止状態」が有効化されます。そして、
powercfg /a
で電源管理の状態を確認できます。逆に、「休止状態」を無効化したい場合は
powercfg /h off
powercfg /h /type reduced
を実行すると良いとのこと。
私の組み立てPCでも上記のコマンドを試してみると、最初は設定項目に「休止状態」が無かったのが表示されるようになり、「休止状態」にチェックを入れて設定すると、電源メニューに「休止状態」が表示されるようになりました。
これで、Window8.1からWindows10にアップグレードした時に電源メニューに「休止状態」が無かったとしても、「休止状態」を追加して使えるようになりそうです。