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lepto's blog

ノートPCをWindows10にアップグレードしました。

      2019/06/10

私の使っているノートPCは購入した時のWindows8.1のままだったのですが、職場のパソコンもWindows10になりましたし、もう一台持っている組み立てPCの方もWindows10で快適に使えているので、メインで使っているノートPCの方もWindows10にしようと思い立ちました。

 

マイクロソフトのWindows10のインストールのページへ行けば、オンラインでWindows10にアップグレードできるのです。

 

いきなり試すのは不安だったので、行きつけのパソコンショップの店員さんに聞いてみたところ、最近はWindows10にアップグレードできず、クリーンインストールしないといけなくなるケースが出てきているとのこと。ディスクをまるまるコピーする、「クローン」というものを作ってからの方が絶対、いいと言われました。

 

お店でもやってもらえそうではあったのですが、来店したのがゴールデンウィークの初日で大変込み合っていて、連休が明けて1週間くらい経たないと落ち着かないとのことでした。

 

「クローン」は今のシステムが不具合を起こしたときにいつでも復旧できるようにと、乗せてあるSSDと同容量のSSDを購入して作ってありました。ただ、動作確認するためにはPCの裏面のねじを十数本外して、カバーを開けないといけないので、実行する勇気が無くて、試していませんでした。

 

少し前に、ハードオフで私の使っている東芝の白いパソコンに似た、Windows10入りのPCを見かけていて、予備に買おうかな、と思って迷っていたのを思い出し、次はハードオフへ赴きました。

 

ハードオフへ行くと、先日見かけた白いPCは売れたようで、店頭には並んでいませんでした。他に手頃なPCはないか見ている途中で、ちらりとカウンターの方を見ると、東芝の白いノートパソコンがちょうど入荷してきていたらしく、販売する準備が整ってお店の人が並べようとしているところでした。

 

先日見かけたノートPCはCPUがCeleronでしたが、今度のはCorei3で、OSはWindows8.1でした。値段は先日見かけたものより若干安めでした。

 

ものすごくいいタイミングでした。Windows8.1なら、Windows10へのアップグレードの練習に使えます。もしWindowsが動かなくなっても、以前からインストールしてみたいと思っていた、ubuntuをインストールしたらいいや、と思って即決で購入してきました。

 

SSDももう一つ購入して、中古PCのハードディスクの「クローン」を作るところからやってみることにしました。

 

メインのノートPCのクローンをつくった時はEaseUS Todo Backupというソフトの無料体験版を使ったのですが、作成するのに6時間半もかかってしまったのと、今度は容量の大きいハードディスクから容量の少ないSSDへコピーするので、クローン専用のEaseUS Disk Copyを使うことにしました。

 

使用するにはライセンスが必要だったので、とりあえず1年分を2700円くらいをPayPalで決済して購入しました。購入後、毎年更新するような設定になっていたので、すぐに止めておきました。何度もクローンを作ったりしないので、ここは要注意ですね。

 

さすが製品版だけあって、小容量のSSDにクローンを作るのも簡単でしたし、時間も3~40分で出来てしまいました。出来たクローンを中古PCに乗せ換えるのは簡単でした。古いノートPCは裏側を見ると、ねじを一本外すだけでハードディスクのあるところが開くので、あっけなく交換出来ました。

 

これでは練習にならないな、と思いつつ、マイクロソフトのホームページへ行って、Windows10にアップグレードしました。アップグレード前後で「winproductkey」とうソフトを使って、プロダクトキーを確認してメモするのを忘れませんでした。

 

アップグレードは簡単で、1時間もかからず出来ました。ついでに空けてあったSSDの領域にubuntuをインストールしてみたり、先ほど確認したプロダクトキーを使ってWindows10のクリーンインストールを試してみたり、色々といじってみて、作業にも慣れてきました。

 

そこで、次はメインのノートPCのアップグレードに挑戦することにしました。アップグレードする前に、「クローン」のSSDがちゃんと動くかどうか試したかったですが、パソコンショップに持って行くと、一度預けないといけないので、思い切って自分で裏面を開けてみることにしました。

 

購入してから5年以上経ち、購入時に加入した5年延長保証の期間も切れていますし、練習のため買った中古PCもWindows10が動いているので、壊れても何とかなるさ、と思い切りました。

 

やってみると、USBポートの配線を1か所抜かないといけなかったり、DVDドライブを外さないといけなかったり、少し手間取りましたが、素人の私でもSSDの交換までたどり着いて、動作確認をすることが出来ました。

 

「クローン」が動作したのを確認した後、SSDを元に戻して、Windows10へアップグレードに臨みました。ディスプレイが対応していない、ウイルスバスターが対応していないとエラーが出たものの無視して進めるとあっけなく成功し、Windows10の環境へ移行することが出来ました。

 

ディスプレイも問題なく表示されていますし、ウイルスバスターも再インストールすることで使えるようになりました。今後、何か不具合が出たとしても、一度アップグレードしてプロダクトキーを取得しているので、クリーンインストールできます。その場合ソフトウェアはすべて消えてしまいますが、マイクロソフトオフィス2013のプロダクトキーも保管していたので、再インストールできるはずです。

 

今のところ順調に使えているので、クリーンインストールまではしなくて良いかな、と思っています。

 

私の母のパソコンは私のメインのノートPCと同時に全く同じのを買っていたのですが、動作が遅くて調子が悪かったのもあって、こちらはWindows10にアップグレード後、クリーンインストールしました。

 

たて続けに3台のPCをWindows10にアップグレードしました。本棚に置いてあった、Windows8.1の書籍も処分し、すっきりとした気分です。こんなに簡単にアップグレードできるなら、もっと早くしておいても良かったです。

 

まあ、趣味のPCいじりがこれだけできるようになったのも、病気からの回復が順調だということでしょう。入院してから5年くらいの間は趣味を楽しもうという発想自体が湧いてきませんでした。

 

回復に感謝です。

 

今日はとても長くなりました。最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

 

追記:後日、EaseUS Todo Backupの無料体験版を使って、Windows10に移行後のシステムのクローンを、今度は元、取り付けてあったハードディスクに作りました。前にSSDにクローンを作った時はUSB延長ケーブルを使っていたのですが、今度はその長いケーブルは使わずに作業したところ、6時間半もは掛からず、小一時間でクローンを作ることが出来ました。どうやら延長ケーブルに問題があったようです。使用するケーブルはなるべく短い方が良さそうです。

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