太陽光発電の発電量(実績)
我が家の屋根には太陽光発電のパネルがあります。
約10年間の平均ですが、一年あたり約3300kw時くらい発電しています。パネルが3kwなので1kwあたり1100kw時です。私の住む地域は以前より雨や曇天が増えたとはいえ、晴天の多いところなので、地域や環境による違いも考慮して控えめに数値を出すとするとざっくり1kwあたり年1000kw時で計算すると良いかもしれません。
1kw時あたり20円で買い取ってもらえるとすると、年間約2万円です。固定価格買取制度の期間が20年ですので1kwあたり40万円以内なら期間中に元が取れる計算です。ただし、発電した電気の一部は自家消費してしまいますのでもう少し少なめに見積もった方がいいでしょう。
固定価格買取制度の期間が終わると、買い取ってもらう会社によりますが1kw時あたり7~10円くらいでの買取になります。20年を過ぎても、壊れたりするまで発電を続けてくれるはずです。仮に余分に10年間発電してくれるとすると、7~10万円追加されるでしょう。
固定価格買取制度での買取価格は年々下がっていますのでこのとおりにはなりませんが、パネルの価格も下がってきているそうですので、新規に設置する場合でも大幅に不利になるということは無いらしいです。むしろ、初期投資額が少なくなる分、リスクは低くなると思います。パネル自体、初期不良があるかも知れませんし、途中で壊れる可能性も0ではないからです。
我が家では固定価格買取制度が始まる前に設置したので、固定価格での買取の期間が10年で終わりました。家を建てる時のメーカーのキャンペーンで割安に設置できたのでなんとかプラスマイナスゼロ、くらいだと思います。
今設置するなら蓄電池とのセットで設置するのもいいかもしれません。ただ、蓄電池も少しづつ安くなってきていますが、まだ設置した方が得、という状況には至っていないです。主には災害時に停電しても少しの間なら普通に電気が使える、という安心感を得ることが最大のメリットのようです。
我が家では蓄電池の設置も検討はしていましたが、初期費用が高額だったため見送り、かわりに電力会社の電気を貯めておいてくれるサービスを利用しています。昼間発電した電気を売るのではなくて、一時引き取ってもらって、夕方以降に取り出して使うイメージです。電気における、蓄電池のクラウドサービスのような感じです。各家庭に設置して運用するより、初期費用や故障などのリスクを抑えることが出来そうです。月会費のようなものは要りますが、蓄電池のローンを組むよりは安価ですので試しているところです。
今後10年20年と屋根の太陽光パネルが発電を続けてくれることを祈ります。
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