未来予想図05
2024/11/02
楽しい未来を想像しながら書きます。
2027年4月。今年も一眼レフカメラを手にし、桜を撮影に県内の数か所を訪れた。なかでもこんぴらさんの八少女(やおとめ)と名付けられた桜は格別だった。
カメラは早期退職の2年前に、退職後の趣味にしようと購入したニコンのD3400である。エントリーモデルの旧型を安価に手に入れたものではあるが、さすがは一眼レフカメラ、綺麗な写真が撮れるので満足している。
5年前に早期退職してから、県内をあちこち撮影して周ってきたが、4月に撮る写真は春の訪れを感じさせるものが多く、また、まだ紫外線も強くないので出歩いても快適でいい写真がたくさん撮れたと思う。
撮った写真を自分で眺めるだけでは面白くないので、別の趣味の小説執筆と同様に、写真を投稿するサイトに良く撮れているものを投稿してきた。投稿した写真はサイトを訪れた人が自由にダウンロードできる仕組みでダウンロード数がカウントされるものだ。
花を近接撮影したものや、瀬戸内海の風景を撮影したものなど、厳選したものを投稿し続けているうちに徐々にダウンロード数も増えていき人気を博しているので大変満足している。
私は人と直接的なコミュニケーションをとるのが苦手なので実際に顔を合わせることがあるコミュニティなどにはあまり参加していないので、ネット上の投稿サイトでの世間の反応をひそかな楽しみにしているのだ。
投稿して好評なものがどういうものか分ったので、現在、そのようなものを集めた写真集を電子出版しようと計画中である。とっておきの一枚を表紙に使って一冊の本にしてネット上で販売するのである。写真集なら言葉は関係ないので世界に向けて発信することが出来る。今後どのような反応が待ち受けているのか、非常に楽しみにしている。
世界中のあちこちを訪れて美麗な写真を撮っている写真家とは違って、身近な場所での撮影がほとんどだがそれでも写真集をつくれることが何よりも嬉しく思う。
遠くに出かけるのは苦手だが、近場を頻繁に訪れて写真を撮り続け、今後も自分の中での奇跡の一枚を増やしていきたい。
ランキングに参加しています。よろしかったらクリックして応援をお願いします。