USBメモリにelementaryOSをインストールしました
先日、120ギガバイトの格安SSDにelementaryOSをインストールしたのですが、ほかのSSDにインストールしている、Q4OSやWindowsと使い分けるにはドライブごと取り付け直さないといけない状態でした。簡単に交換できるとは言え、この方法ではネジを数本取り外さないといけないので多少の手間が掛かります。
elementaryOSには絵や写真を見るには使いやすいソフトが最初から入っていたので、気軽に起動して使えたらと思い、USBメモリにインストールしてみることを思いつきました。必要な時だけUSBメモリを取り付けて起動できるように出来ると考えたのです。
最初はQ4OSが入っているSSDを取り付けたまま、32ギガバイトのUSBメモリにインストールしました。インストールの時、その他を選んで”/”の領域をUSBメモリに作り、インストールしました。swapの領域は、Q4OSをインストールした時にSSDに作られている領域を共用できるようでした。
ブートマネージャーもUSBメモリにインストールするようにして、これで大丈夫、と思ってインストールしたのですが、elementaryOSはUSBメモリから起動できたのですが、そのUSBメモリを取り外してSSDからQ4OSを起動しようとすると、ブートマネージャーが無いためか、起動できなくなってしまっていました。
どうやら、SSDを取り付けたままインストールしたので、デュアルブート環境になってしまったようでした。
1度目は失敗したので、2度目はSSDを取り外してUSBメモリだけにしてクリーンインストールすると、うまくいきました。あとで、起動できなくなったQ4OSもクリーンインストールし直しました。
最初SSDを取り付けたままインストールしてしまった為に、手間と時間を多く使ってしまいましたが、elementaryOSを使いたいときだけUSBメモリを取り付けて起動させる、という環境を手に入れることが出来ました。もちろん、Q4OSの入ったSSDでなく、Windowsの入ったSSDを取り付けたままでも、elementaryOSをUSBメモリから起動できます。
Linuxをお試ししたりインストール用に使うLiveUSBと違って、SSDにインストールするのと同じようにインストールされているので、ファイルの保存も出来ます。elementaryOSで出来たということは他のLinuxでもおそらく同じやり方でUSBメモリにインストールすることが可能だと思われます。
32ギガバイトあれば大抵のLinuxはインストール出来てしまうので、内蔵のSSDを交換しなくても、外付けのUSBメモリを交換することで、別のLinuxを試すことが出来そうです。USBメモリなら千円くらいで買えますので、これなら気軽に別のLinuxを試すことが出来ます。
それから、インストールに使った中古のノートパソコンだけでなく、USBメモリを接続することで、小型パソコンのDeskMiniA300やAsusの13インチノートパソコンでelementaryOSを起動させることもできました。これなら、手持ちの23インチのディスプレイに表示させて使うことも出来ますし、Linuxの環境を屋外へ持ち出すことも可能です。
SSDやハードディスクを取り外すことが出来る環境を持つ場合に限定はされますが、Linuxを試したいときにはUSBメモリにインストールするというのも一つの方法だと思います。
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