Grubの設定変更で初期起動ＯＳを変えられるようです
私は趣味でノートパソコンと、小型パソコンにＬｉｎｕｘ系ＯＳをインストールし、マルチブート、デュアルブートの環境を構築しているのですが、電源投入後何もしない場合に起動するＯＳを変えられないものかと色々調べてみたところ、Ｇｒｕｂの設定変更をすることで変えられることがわかりました。
ＧｒｕｂというのはＬｉｎｕｘをインストールすると一緒に入る、ＯＳを起動するためソフトのようです。
テキストファイルを編集するような変更をすると、間違えてしまって起動しなくなる、というリスクもあるので何かいい方法は無いか検索してみると、「ｇｒｕｂ ｌｉｎｕｘｍｉｎｔ」で検索して出てきたサイトが参考になりました。
Linux Mint 18.3 : ブートローダーの簡易編集ツール「Grub Customizer」
”ＣＴＲＬ”と”ＡＬＴ”を押しながら”Ｔ”をおしてターミナルを開き、
「sudo add-apt-repository ppa:danielrichter2007/grub-customizer -y && sudo apt update && sudo apt install -y grub-customizer」
でインストールするそうです。インストール後はメニューのシステム管理にＧｒｕｂ Ｃｕｓｔｏｍｉｚｅｒが現れました。
このツールを使うと簡単に初期起動ＯＳを切り替えられます。ついでに起動時の背景画面も変更することが出来ます。
やってみると、起動直後に選択されているＯＳがツールで選んだものに変更されていました。私の小型パソコンはＬｉｎｕｘＭｉｎｔが起動するようになっていたのですが、Ｑ４ＯＳが自動起動するように変更することが出来ました。まあ、実は、ＬｉｎｕｘＭｉｎｔがかなり気に入ってきたので、初期状態はＬｉｎｕｘＭｉｎｔに戻すかもしれません。
このツールがあれば、モバイルパソコンにＬｉｎｕｘＭｉｎｔをインストールしたうえで、普段はＷｉｎｄｏｗｓ１０が起動するようにも設定することが出来そうです。
ただ、デュアルブートにするのは何かトラブルがあった時、復旧するのが難しくなるらしいのでリスクが高く、普段使うパソコンでそれをするのはやめた方がいいような気もします。
調べてみれば、色々と試している人は居るものですね。同じディスクを使ってのマルチブートやデュアルブートはやめた方がいいという意見もあり、デスクトップＰＣならディスクを複数乗せて、ノートＰＣならディスクを付け替えてインストールする方が安全とのことです。
私の場合、できるとわかるとやってみたくなり、ひとつのディスクでマルチブート、デュアルブートにしてしまいました。いずれも、もし起動しなくなっても一からインストールしなおすことのできるパソコンを使っています。メインで使っているノートパソコンでは試す気にはなりません。メインのノートパソコンもディスクのクローンは作ってあるので、いざというときは復元可能ではあるのですが。
一つ一つ、できることが増えていくというのは楽しいものです。
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