二胡の楽譜
2017/05/29
二胡では一般的な五線譜ではなく、「数字譜」という数字を用いた表記の仕方で作られた楽譜を使います。
二胡の「数字楽譜」は「1・2・3・4・5・6・7」の数字が五線譜の「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」に対応しています。
ただし、調によってどの音が1=ドになるか変わります。初心者はまず、D調から練習を始めます。私もまだD調しか弾いたことはありません。D調では二本ある弦の解放弦(指でどこも押さえない状態)での音がDとAになるように調節します。五線譜に直して普通によむと「レ」と「ラ」なんですが、これを「ド」と「ソ」に読み替えます。
先生はこの数字譜の数字とドレミが一緒に頭に入っているようなんですが、私には一緒に理解できません。数字譜を追いかけて、どの数字なら指でどの位置を押さえていくかついていくので精一杯でした。要するに数字でしかわからなくなってしまいました。最初に数字とドレミと一緒に覚えてね、と言われたんですが。。。
しかし、慣れてくると数字譜の数字を読むことで、どの指を押さえたらよいかはわかってきました。この数字譜であらゆる曲を表しているのです。私は数字譜に限らず、楽譜を見ただけではメロディーは浮かんでこないので、楽譜を読むだけでも相当なスキルを持っているように思えます。ましてや、楽譜を作る方は信じられないようなスキルを持っていると思います。
私もいつまで二胡を続けられるか分りませんが、気に入った曲を綺麗に弾けるようになりたいと願っています。