基本的には太陽のエネルギーだと思います
人類は使えるエネルギーの量に比例して人口を増やしてきました。
今後も、様々なエネルギーを使いながら生きていくと思いますが、今後は基本的には太陽のエネルギーを使わないといけないと思います。
石油や石炭、天然ガスといった化石燃料は採掘を進めていけばいずれは無くなりますので、太陽光発電や風力発電といった太陽のエネルギーを変換していくものにシフトしていかないと持続可能ではありません。
太陽光発電は分り易いですが、風力発電も太陽のエネルギーがもとで大気がかき回されて風が起きているので、太陽のエネルギーが由来と言えるでしょう。波の力も風がもたらしてくれるので太陽エネルギーでしょう。
波と混同しがちですが潮の満ち引きを元にした潮力は月の重力も関係しているので純粋に太陽のエネルギーとは言えないです。月は地球から少しづつ離れていっていて、月の重力の影響は減っていっているのです。地熱も地球内部の熱を取り出すだけなので、太陽のエネルギーとは言えないです。地熱を取り出し続けると地球内部が冷えて寒冷化してしまうと思います。ですので、潮力や地熱は使わない方が良いと思います。
太陽光、太陽熱、風力、水力、波力を基本的なエネルギー源にすべきだと思います。どれも太陽のエネルギーが元になっているものです。
例外として、原子力があります。現在は核分裂を元にした核エネルギーの利用に留まっていて核廃棄物や安全性が問題になっていますが、将来、核融合炉が実用化されると将来にわたって安全に安定的にエネルギーを取り出せるかもしれません。物質の質量の持つエネルギーを取り出すものなので莫大なエネルギー源となります。太陽のエネルギーも核融合がもとですので、核融合炉は地上に太陽を作り出すようなものです。ただ、これは重水素などの資源が必要ですので超長期的には枯渇する可能性も無くは無いです。
もっと先の話なら、太陽光をもとに反物質を作れるようになれば、対消滅機関を使って物質から直接エネルギーを取り出せるようになるかもしれないですが、結局は太陽の持つエネルギーを利用するものなので、エネルギー密度は高くできても太陽のエネルギーに依存することに変わりはありません。
太陽が燃え尽きるまでは太陽のエネルギーを利用することになると思います。太陽を神と崇める自然崇拝はあながち間違いではないのだと思います。
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