WindowsとLinuxのデュアルブートはしない方が無難です
私は趣味で中古で買ったノートパソコンにLinuxをインストールしていますが、Windowsとのデュアルブート、マルチブート環境を試してみました。
デュアルブートもマルチブートもうまくいき、Windows10と4種類のLinuxが入った状態まで構築できましたが、Windows10にアップグレードする前のWindows8で試したいことがあって一旦、SSDを取り外したのです。すると、そのあとでマルチブート環境を構築したSSDに戻してもWindows10しか起動しない状態になってしまいました。
Windows10まで消えてしまうと、今まで設定したりインストールしたソフトが消えてしまうのが面倒なので、クローンを作っておこうと思ったのですが、grubなるデュアルブート、マルチブート環境を構築するためのソフトがどうやら邪魔をして、先日導入したMinitoolPartitionWizardでクローンが出来ませんでした。このソフトはクローンを作るときに一旦再起動するのですが、そこでうまくいかなくなります。
次に、再起動無しでクローンが作れるEaseUS todo Backupの試用版でクローンの作成を試みましたが、こちらもエラーが出てしまい、最後までクローンの作業は出来たものの、そのディスクで起動しようとしても起動できませんでした。
Linuxを使うなら、ハードディスクやSSDを取り外せたり、複数搭載できるパソコンで、Windowsとは別のドライブにインストールする方が無難なようです。そのようなことを書いてある方もネット上にはいらっしゃいますが、私も今、その通りだと実感しています。
Linux専用のPCにするか、同居させるとしても別のドライブにインストールしてハード的に切替できるようにした方が安全です。どうしてもデュアルブート、マルチブートにしたいならWindowsの環境を失っても良い覚悟が要るようです。
デュアルブート、マルチブートは趣味のもので実用するには向かないものだと考えた方がいいと思います。
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