レプログ

lepto's blog

放送大学で天文学を学んでいます

   

放送大学への入学を申し込んでいましたが、無事に入学することができました。

全員合格だと思われますが、それでも受け入れてくれてうれしいものです。

私が入ったのは修士選科生という区分です。教養学部でも良かったのですが、どうしても受講してみたいオンライン授業が大学院にありましたので、受講料などは高いのですが、修士を選びました。選科生なので1年間在籍できます。

受けたかった講義は「宇宙、地球、そして人類(’18)」です。タイトルの通り、宇宙と地球のことを学び人類のことも語られると思います。受講に先立って、無料で公開されている、教養学部の「宇宙の誕生と進化(’19)」を見ることにしました。大変面白く興味深い内容でした。今は「太陽と太陽系の科学(’18)」を見ている途中です。

「宇宙、地球、そして人類(’18)」も最初の数回を受講済みです。課題の提出が2回あるので、それに向けた準備もしていて1回目の課題は既に提出できる状態です。

それにしても、これらの講義はタイトルに載っている通り5~6年前から開講されているのだと思われます。もっと早く放送大学に入学して学習を始めたら良かったと思いました。私は高校生のころ、天文学を学びたくてその道を目指したいと思っていたのですが、日本の大学で天文学の講座があるのは東大、京大と東北大くらいのものでとても敷居の高いものでした。

高校時代に父親を亡くすという大変ショックな出来事があったせいもあり、2次試験用の古文の授業などついていけなくなり、だんだんとほかの科目も力が入らなくなってしまっていました。東大、京大、東北大は無理としても、宇宙論に必要な素粒子論などの講座がある大学はありましたので、そちらを目指すことにしました。ところが、試験を受けてみると前評判より偏差値がかなり上がっていて、合格することはできませんでした。そもそも、難しい2次試験の問題を解く力が身についていなかったので偏差値が上がっていなかったとしても合格は難しかったと思います。

一浪して天文学、物理学に限らず選択肢を広げてどこかの理学部か総合科学部を目指そうかと思い始めていた時、高校の担任の先生から2次募集を受けてみないかと話がありました。私はあまり乗り気ではなかったのですが、高校としても一人でも多くの合格者を出したいという意向もあったのでしょう、強くどこかを受けるのを勧められました。私は若かったので高校の宣伝のための一人になりたくないと、反発しましたが結局2次募集を受けることになりそこに合格したので現役で進学することに決めました。

大学は楽しかったですがやはり一番やりたかった天文学の講義を受けられなかったので長い間、ずっと残念に思っていたのです。昨年ふと思いいたって放送大学の資料を取り寄せてみたら前述のように私が興味を持ちそうな講義がありましたので、受講を検討しました。実際に受講を始めたのは今年ですが、もっと早く始めておけば良かったと思います。

放送大学は時間と場所を選びませんので自分のペースで進めることができます。大変快適です。放送大学、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

 - 近況