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lepto's blog

投資方針を変更した方がいいかもしれません

      2018/02/15

日銀が大胆な緩和を続けているので、まだ当分株価は上昇するものと思っていたのですが、アメリカのFRBは引き締めの方向なので、その影響を受けたようです。

海外の株式だけでなく、日本株も大幅に値下がりしました。

私の投資資金も、日本株の上昇にともなって過去最高に近づいてきたのですが、冷や水を浴びせられた形で、数パーセントほど下落してしまいました。

私は早期退職して投資信託の分配金で生活できるようになりたいと思っていたので、毎月分配型の不動産投資信託を多めに買っていたのですが、基準価格が下がってしまってトータルではマイナスになっていたので、今年の初めに、NISAで買っている分以外をインデックスファンドに乗り換えていました。

今思えば、売った不動産投資信託の資金はそのままにして、少しづつ積み立て投資すればよかったのかもしれません。

全部いっぺんに入れ替えたので、ピーク近くで、インデックスファンドを2倍に買い増しということになっています。

今回、大幅に値下げしたのにつれて不動産投資信託も下落したので、NISAで買っていた分も、元の値には戻らないだろうとの予測のもとに、あきらめてインデックスファンドに買い換えることにしました。今回のは大した額ではないので、値が下がった時に買い増すという感覚です。

今回までの入れ替えで、日本株とインデックスファンドの割合が、4対3くらいの割合になりました。

インデックスファンドの中身は海外の株式と日本の株式が1対1の割合です。

日本株の上昇を期待して、ポートフォリオ全体では、日本株の割合を大幅に増やしているのですが、今回の下落を機に潮目が変わってしまうとしたら、今後は投資方針を改めた方が良いかもしれません。

卵は1つのかごに盛るなとの格言に従って個別の株は株主優待目当てや将来の成長に期待している会社など少数にとどめて、残りはすべてインデックスファンドにするのです。

株を徐々に売却して、得られた資金はインデックスファンドの積み立てに使おうかなと思っています。

株に興味を持って、個別の株取引から投資を始めた私ですが、行きつく先はインデックス投資のような気がします。

運が良かったと思う一部の取引を除いて、ほとんどの売買では損をしたり、得をしそこなったりして、芳しくありません。また、将来上がると見込んだ株でも上がるまで持ち続けるのが難しいです。他の株の方が良いような気がして買い換えてしまったあとで、かつて保有していた株が上がっていく、ということの繰り返しです。

なかなか、あたりをひけないので、株式相場全体の上昇の割合より、低い成績しか出せていないのが現状です。

ならば、投資先を原則、インデックスファンドにして、日本全体や世界全体の成長に期待する方が賢明でしょう。

株も上がると見込んで買っているので、売るのは忍びない面もあるのですが、気持ちの整理のついた順に売却していければいいかな、と思っています。

日銀が出口戦略を考え始めたら、この相場も終わりだと思うので、それまでに株の売却を進めて、資金を確保しておきたいです。

購入済みのインデックスファンドが悩みどころです。こちらも一部を売却しておくべきかとも思いますが、株は長期的には上がり続けるものです。暴落してもいずれは元の水準に戻っていきます。

一旦売ると、次に買うタイミングがわからないので、そのまま持ち続け、株を売った資金で積み立て投資を続けるのが賢明かもしれません。

私の計算では、20年後に資金が2倍になってくれていたら、老後困ることは無いと思うので、平均で年5%の運用ができればいいです。大当たりを期待せずとも、インデックス投資で達成できる見込みなので、それでいいと思うのです。

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