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lepto's blog

個人の投資では資金をすべて使わないこと

   

日本株が好調です。ギリシャの債務不履行の問題で一旦暴落し、どうなることかと思いましたが、持ち直しました。私は暴落の直前に株価がぐんと上がっていた時にたまたま、持ち株の入れ替えを行っており、同時に多すぎる株を売却していたため、暴落時も落ち着いて見守ることが出来ました。運が良かったです。

今回は一時の暴落で済んだことなので大した影響はありませんでしたが、今後はいつ暴落が起こっても困らないような持ち方をしなければいけません。株式投資ではいつ状況が変わるかわからないので、株価が上昇しても、下落しても対応できるようなやり方をしなければ、大きな失敗をすることになります。

私も、株式投資を始めた最初のうちは好調で資金が倍になるほどでしたが、ライブドアショック以降の株の下落時の対応を誤ったため、資金が半分まで落ち込んだ時期があります。今回のアベノミクス相場で資金は元に戻り、数年ぶりに難を逃れた形ですが、株価が下落しても対応できる投資法をしていなかったため、大きな失敗をしてしまっていたのです。

具体的には、いつ株価が下がっても、下がった時に買い増しできるだけの余裕資金を残しておくということです。よほど明らかに上昇中であると分かっているとき以外は無理をしてはいけません。たとえ、明日株価が半額になったとしても同じ額だけ買い増して回復を待つ、ということが出来なければ、損をしたまま、非常に長い期間を過ごさなくてはならなくなります。そこで株をやめてしまえば、損失が確定してしまいます。

今ではネットで取引できる証券会社も数多くあるので気軽に投資を始められますが、投資にはリスクを甘く見ないような知識や経験が必要です。自戒の意味も込めて書き留めておきたいと思います。

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