起こることすべてベスト、だったと思います
浅見帆帆子さんではありませんが、起こることすべてベスト、だったと思っています。
9年半前に病気で入院したこと、その後職場復帰したこと、その後2度、上司に退職の相談をしたけれども2度とも、引き止められたこと、今年退職の相談をした時は引き止められず退職願いを受け取ってもらえたこと。
病気で入院しなければ、早期退職という選択肢を真剣には考えなかったかもしれませんし、半年で職場復帰しなければ惨めな人生を送る羽目になったかもしれません。過去に2度退職の相談をした時は準備不足だったため引き止められて良かったのだと思います。
今年はコロナの影響で歓送迎会が無く、上司と話す機会が無くてお互いどういう人間かよく知らなかったため、退職のことを口に出しても引き止める気持ちが上司にも湧かなかったのかもしれません。そのため、退職の準備が整っているにもかかわらず職場に無理をして留まるということをしなくて良かったのだと思います。
もともと、市役所に入庁した時も、数年勤めてお金を貯めたら大学に入りなおすくらいのつもりで居ましたが、まもなく体調を崩しそれどころではなくなったので、数年で退職ということにはなりませんでした。数年で退職しなかったため、元気になっていた間に結婚し、子どもも授かりました。
何が不幸で何が幸いか分らないものです。一見不幸に見える私の状況も、資金的な準備が整ってからの退職なので慌てて次の職を探さないといけない状況ではありませんので、ゆったりと過ごすことが出来ます。病気にならなければストレスを溜めながらも役所勤めを続け、寿命を縮める結果となっていたかもしれません。
入院した後の数年の間は趣味を楽しむ余裕はなかったのですが、その代わりお金を使わないのでだいぶ貯蓄や投資にお金を回すことが出来ました。退職前の最後の一年はあまりお金の心配をせず、好きなものを好きなように買って趣味を楽しみました。
今後もし、何らかの形で収入を得ることが出来たら、それは丸ごと余剰資金なので趣味にでも投資にでも好きなように使えるでしょう。もし、常用している薬の影響で人より早めに人生を終えることになるとしても、最後の方はゆったりとした時間を過ごすことが出来ると思います。父は早逝してしまいましたが祖父は80代まで生きましたし、祖母は90歳を超えてなお健在ですので、私ももしかしたら長生きできるかもしれないです。
退職の辞令が出るまであともう少しです。約20年間の役所人生も長かったようで短かったような気がしています。
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