投資環境について
2017/06/06
私が口座を開いている証券会社は元々はイー・トレード証券だったのですが、いつの間に社名変更したのか、SBI証券となっていました。ソフトバンクのグループに入ったようです。ユーザー側ではそれほど大きな変化はありませんでした。変化というとシステムや規約などが次々と更新されていきます。最初は無かったんですが、例えば株価がいくら以下になったら待機させていた売り注文をかけて損失を拡大しないようにする売り方など、使いこなせたら上手にリスクをコントロールできそうな仕組みもできました。
投資信託ではトータルリターンと言って、投資を始めた最初からの投資資金、売却したものの額、分配金の総額、時価での資産額などが種類別に、年度別に集計された一覧表が作成されます。どれだけ利益を出しているか、逆にどこで損失を出しているのか、良くわかります。とても便利な機能ですが、私は最近になってこの機能に気づきました。
ほかにも、セキュリティ関係でも進歩していて、特定のPC以外からはログインできないよう設定できたり、日々、進歩しているようです。投資というとすべて自己責任で、何か事故があっても誰も助けてくれない、という怖いイメージがありますが(私だけかもしれませんが)、転ばぬ先の杖といった、これらのサービスがあれば、多少、不安の種も減るというものです。
今後、投資といったものは一部の大金持ちのためだけのものではなく、広く一般的に行われるべきだと思っています。政府も少額投資非課税制度(NISA)を創設したり、投資の普及を後押ししようとしています。先日お勧めした、投資信託の積み立ては、若い人や収入の少ない人こそ是非取り組むべきことだと思います。投資に対する不安やリスクに対応できるようにシステムや制度が改良されて、より多くの人が投資に賢く取り組んでいける環境が出来れば良いと思います。