投資信託積み立て投資のススメ
2020/08/22
投資は資金が減ってしまうこともあるので、不安だという方もいらっしゃるでしょう。そのような方にお勧めなのが定額での積み立てです。ドル・コスト平均法というのですが、一度にまとめて買うのではなく、複数回に分けて一定額づつ買い増してゆくというものです。
例えば120万円投資するつもりなら一度に全額買うのではなくて、1年間かけて毎月10万円づつ買います。買う時期を分散することによって価格の変動リスクを抑えることができます。高いときには少しだけ買い、安いときに多く買うということになるので、平均購入単価を抑えることができるからです。
弱点は、相場が上昇傾向にあるときは、購入単価が高くなってしまうというのがありますので、今の日経平均の状況だと資金のある場合は早いうちにまとめて買っておく方が良いということになります。
しかし、一度に多くの投資をするのは不安になりますし、そもそも資金がないこともあります。積み立てなら毎月1万円づつ、ということもできます。何らかの原因で相場が下落傾向となった時も、一定額、買い増してゆくので安いときに多くを積み立てることになるので、相場が元に戻った時、安いときに投資した分が含み益となります。
私も数年前から少額ですが積み立てをしています。リーマンショック後、世界的に株価が下落していた時期も積み立てしていたので、その分は大きくプラスになっています。
積み立て投資なら無理なく始められるし、リスクも最小限で済みます。長期的に考え、将来に備えるにはお勧めの投資法だと言えると思います。