がん保険に加入しました
2019/11/23
加入している保険で満期を迎えるものがあったので、受け取りの手続きをしたら、がん保険を紹介されました。
私の年齢からの加入なら、月当たり3000円くらいでした。通院一回当たり5000円の支給です。ほかに手術料や先進医療を受けたときも保険金を受け取ることが出来ます。
がん保険に加入していないことは気にはなっていたので、その場ですぐに加入してしまいました。保証は一生涯ですが、保険金の支払いも、書類上、99歳までとなっていました。
その年までずっと払い続けると180万円くらいになるので、その分、貯金をしていた方がいいような気もしましたが、若いうちにがんにかかって何の保証もなければ心細いので、気休めにはなるかなと、思ったのです。
契約の途中、医師の診断を受けて投薬などされましたか、という質問があり、内科で薬をもらっていることと、心療内科でも睡眠薬をもらっていることを話さざるを得なくなり、緊張しました。
がんとは直接関係ないこともあってか、その場では問題ないということになり、契約は出来たようなのですが一抹の不安は残ることとなりました。
入院した時に日額いくら、というがん保険でない医療保険にも加入はしているのですが、それは20年くらい前に加入したもので、10日以上入院しないと保険金が下りない、古いものなので、1日目から保険金が下りる新しい医療保険への変更を進められたのですが、がん保険の加入と同じく、契約時に病歴などを聞かれるそうなので、変えない方がいいのかな、と思いました。
以前入院した時は、申請したら保険金が下りるはずだったのですが、家族の判断で保険の請求をしなかったので、私は入院していないことになっているのです。保険会社も病歴を詳しく調べたりして、新規の保険契約は無効、などとなったら面倒です。古い契約は、契約した時点の健康状態で加入の判断をしているので問題ないのですが、病気後の契約だと、違ってくるかもしれません。
がん保険は、一度でもがんにかかったことのある人は入れないとのことと、私の父親はがんで早逝しているので、加入を決断しました。父は今の私の年齢になる前に亡くなっているので、私ががん保険に入ったのは遅すぎたくらいです。
ただ、気持ちとしては複雑です。今まで急いでがん保険に入っていなかったのも、がんになったら死んだらいいや、と思っていたこともあり、今回がん保険に加入したことで、がんになっても闘病して生存を目指す、と決めたことになります。
一方、私がかかったと思われる病気では60歳を過ぎたころで亡くなる方も多いようです。私もあと数年で退職したとして、その後10年くらい余生を過ごせたら、そのくらいの年齢になるので、もしかしたら年金をいただく前にこの世を去ることになるかもしれないです。
ただ、漠然と、祖母が90歳以上まで生きているので、私も長生きすることもありうる、と思っています。そうなると生活費や医療費がその分かかってくるので、年金が十分に支給され続けないと困ることになりそうです。年金だけで足りない分は貯金したり資産運用していないといけないので、今から心配しています。ここに月3000円余分にかかるのが、どうなのか、という思いがぬぐい切れません。
現代の社会は、これだけ高度に発展してきていて、今後さらに発展していく見込みなのです。お金の心配をしなくて良い世の中になって欲しいものです。
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