病気も休めば良くなりました
2020/07/20
私は2011年の2月に病気で入院したという経験があります。
幻聴などの症状があって、2か月半ほど入院していました。入院中に幻聴は無くなって、それ以降、一切聞こえてきたことはありません。
幻聴などは無くなったのですが、体力をかなり消耗しており、元気な頃と比べると半分か3分の1くらいになってしまったようでした。疲れやすく、集中力も続かないですし、何か作業的なものをしていても長続きしませんでした。休み休みでないと、何もできませんでした。
仕事も、復帰はしたものの、病休でしばらく休む、ということを繰り返し、最近では1年以上休んでいました。
ですが、中途半場に数か月休むということを繰り返すより、1年くらい休んだ方が良かったらしく、1年間休んだ後では、元の生活リズムに戻すには数か月かかったものの、休みはじめる前より調子は良くなった気がします。
週の半ばで休みを取りたくなったりはしますが、それも、まる1日ではなくて半日とか、2時間だけ早く帰らせてもらうとか、そのくらいのレベルに収まっています。復帰前は、週4日とか1日6時間程度の短時間勤務でないと務まらないんじゃないかとか考えるくらいでしたが、徐々に調子を取り戻し、無理をしなければ普通の人とそれほど変わらないくらいになったと思います。
以前の私はどんな仕事でも少しでも早く終わらせて、次の仕事にとりかかろうと頑張っていたような気がしますが、そうすると仕事は尽きないものでどんどん仕事は増えていくのです。今は、無理をせずしんどくならないペースで仕事に取組み、残業なども極力しないようにしています。
休職から復帰したばかりということもあって、職場はそういう働き方も認めてくれているようです。上司も変わりました。私が休み始めたときの上司は人が足りないからといって、人員を要求したりしなかったのかもしれませんが、今度の上司は今年は忙しいということもあって人員を要求したらしく、7月から1人増えるそうです。
増える人員は、正規の職員ではないと思いますが、今の私の居る係は本来の仕事だけでなくて庶務や雑務にも忙殺されている状況なので、状況は改善されると思います。
残業を多くするなど、無理なことが出来ない私も居心地が若干良くなるのではないかと思います。私も無理をして頑張り過ぎるとまた、元の状態に戻ってしまう恐れもあるので、人を増やしてもらえるのはありがたいことです。
このような状態で、しばらくはやり過ごせるのかな、と思います。私はまだ、ほかの人と全く同じように、全力で働けるという風にはなっていないので、出来る範囲で、出来るところまで、という働き方になると思いますが。
それに、今の仕事に復帰したからと言ってこのまま定年までずっと過ごせるとまでは思っていません。家族に許してもらえるくらいの年齢になるまで、なんとかやり過ごして、そこで区切りをつけたいと思っています。
本当は早めに、あと10年でも20年でも勤められる環境に移行出来たらいいのですが、アルバイトや嘱託職員だと、更新してもらえない可能性もありますし、すぐに雇ってもらえる見込みも無かったので、とりあえず元の仕事に復帰を目指すという選択をしました。
元の条件なら、あと数年勤めるだけでもアルバイトで10年、20年過ごすのと同じくらいの収入があるとおもいますし。今は周囲に配慮してもらいながら働き、将来的には障がい者枠への移行とか別の形態での雇用を模索していこうかと思っています。
1日、家に居るより、職場へ出かけて行って、何らかの仕事をしてから帰る方が、調子もいいです。無理のない範囲で何らかの活動をしていけたらいいと思います。
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